山賀ではこだわりぬいた素材と磨き上げた技術によって商品を作り上げ、お客様の元へお届けしています。 一つ一つの商品にそれぞれのストーリーがあります。 そんな商品開発への想いをご紹介します。
山賀の商品開発へのこだわり
商品開発チーム
商品開発の様子
宝関トラフグ焼き塩造り誕生秘話
構想3年を経てたどり着いた味
常々「フグの本当(本物)の美味しさを伝えたい」と考えていた弊社代表が「本物ってなんだろう…」と考えていた時に「角を感じない塩」に出会いました。その塩でフグを食べてみたところ、その味に感動を覚え「この感動を商品に!」と開発に取り掛かりました。
塩と柚子胡椒の出会い
お客様が食べるシチュエーション(食卓)を想像しながら、「また食べたい」と思ってもらえるような味や形を目標に、社内で味付けを担当する料理人が様々な味を模索して、スタッフによる試作と試食が繰り返されました。フグと相性のいい塩、そこに加えるアクセントが欲しいという意見から自社で製造している「柚子胡椒」を加えてみたところ、口の中でほんのり柚子が広がり、なおかつフグの旨みも引き立ち、そのままはもちろん、ご飯などとの相性も抜群で即採用となりました。
目指したのは親しみやすい高級感
商品の味とともに進められていたのはパッケージデザインです。高級感が強いトラフグのイメージを保ちつつ、近寄り難い高級感より「親しみやすい高級感」を目指しました。下関にはウニの加工品でよく使われる瓶があり、そのサイズ、内容量、重量がこの商品にもちょうど良かったので、採用することにしました。しかし瓶のままだと贈答用には少し見劣りするということで箱入りになりました。これで食卓に置きやすく、贈答用にも合う形のパッケージが出来上がりました。
商品名に込められた想い
最後に決めたのは商品名でした。「塩辛のような食感と味。だが塩辛の一言で片付けるには勿体無いようなこだわりの仕上がり。」「こだわり抜いた商品だからこそ付けられるブランド名にしよう!」などの意見があり、「下関の宝、名産のフグを使っている」「開ければ喜んでもらえるもの」と言う発想から「下関の宝(海の幸)」=「宝関」と言うブランド名に決まりました。商品名はシンプルに味付け方法をそのまま取り入れ「宝関 トラフグ焼き塩造り」としました。
市場に羽ばたいた「宝関」
完成と同時に山口県水産加工展という県内の水産加工品を評価する展示会があるのを知り、「宝関 トラフグ焼き塩造り」を出品したところ、最高賞の「農林水産大臣賞」を受賞。その後、全国の加工品を集めた農林水産祭天皇杯にも山口県代表として出品されました。後日加工展の採点内容を聞いたところ、味、パッケージともに審査員の満場一致だったと言う事でした。この賞をきっかけに地方はもとより全国区のメディアでも取り上げて頂き、弊社商品では最も知名度の高い商品になりました。
山賀の商品へのこだわり
マーケティング・ブランディング
消費者からの情報、様々な取引先からの情報を吸収し商品開発、ブラッシュアップに努めています。例えば、お客様に弊社の最高品質を食べていただけるように、自社ブランドとして【宝関】ブランドを立ち上げました。
パッケージデザイン
専属のデザイナーと打ち合わせを繰り返し、高級感、親しみやすさ、送った人も送られた人も満足していただけるように試行錯誤しています。
市場へのアプローチ
全国の市場・企業様をはじめ、宿泊施設・外食店・店舗販売先様へ、ふぐやのどぐろなど山口県下関ならではの商材をアプローチしています。もちろん、日本だけにとどまらず世界で食される物をアプローチしています。
宝関ブランドコンセプト
【宝関】は「海からいただいた宝石」と「下関の関」の文字をくみあわせた弊社のクオリティ商品を表すブランド表示です。
トラフグ焼き塩造りの動画を見る
宝関のこだわり
フグをどこでも気軽に楽しんでいただけるようにと、
保存のきく商品を開発しました。
「トラフグの持ち味を活かす」「また食べたい味に仕上げる」
この2つにこだわり、塩を焼くことでマイルドな味わいにたどり着きました。
そこからさらに味の検討を重ねて誕生したのが「宝関」シリーズです。
宝関ブランドのコンセプトとこだわりを直接お客様にお届けする実店舗「和バル&ふぐ料理 Houseki 宝関」もございます。 ぜひ宝関の味をお楽しみください。
宝関の美味しさ
コンフィグ
コンフィグはフランス発祥の保存食コンフィに学び、ニンニクと鷹の爪を加えたオイルにフグの身を漬けてじっくりと低温で炊き上げた国産天然マフグのオイル炊き。